職業はペインター
彫り師 アーティストです

最も大切にしていることは
感じ取ることとそれを表現すること
周りの人 人間関係 人から影響されることはたくさんあるんで それを一個一個大事にするようになりました

目の前の人が完成した刺青を見たりとか
自分の絵を見て影響があったりだとか
それを自信にしてくれたりだとか
直接関わってる人の評価が
とっても嬉しいです

きっかけは出会いですね
ファーストタトゥーを入れに行った時に 自分の絵を持って行って で「これ入れて下さい」って言ったら そこの彫り師さんが評価してくれて そのままスカウトしていただきました

高校生ぐらいかな
まぁ何の知識もなく 「画家になりたい」って思って ただ一生懸命描いてたんですけど
美術の先生に「お前無理だ」と
「画家はひとつまみしかなれない」って 言われた時に大泣きしましたね 本当に
ちょっと真に受けちゃってっていう
初めての挫折はありました

若い時はいろんなバイトしましたけど
絶対 絵を描いていて 辛い時とかも
「絵の仕事をしたい」
「何か好きなことで仕事したい」
っていうのはずっとあったので
どうやって受け入れたかっていうよりは こうなるべきだと思ってました

でもなんか「最もふさわしいか」って
言われたら分かりません
毎日確かめながらこれでいいのかと
自問自答しながらやってます

何のためにしているかと言うと 本当に正直に言ったら生活のためです
あとは自分自身 絵に携われるんで 毎日
絵を通して直接コミュニケーションが取れる
人と交われるって言うことが
私はすごい好きなので
何のためにって言われたら そこかな

「やりたいことを見つけた者勝ち」って 私 お父さんに本当によく言われたんですよ ちっちゃい時から
そん時はなんだか
よく分かんなかったんですけど
でもそれって別に
「何かの仕事に就かなきゃいけない」
「雇われに行かなきゃいけない」
っていうんじゃなくて
「気づいたら仕事になってた」とか
そういう夢を作りやすい世の中なんで
なんか仕事のジャンルにとらわれないで
興味があるものを見つけることから した方がいいんじゃないかと思います

やりたいことじゃなくても 好きなものとか 話すことだったり 何でもいいんですよ絶対あると思うんです
やるべき事というか 使命というか ちっちゃくてもいいんで でもそれを自分の中でいかに会話して拾えるか で それ追求していけるか
やりたいことをやっても冷めてしまう人
私は全然ありだと思うんです
なんか日本人の風潮で
「職人みたいなのがかっこいい」
っていうのがありますけど
浅く広くでも別に私はいいと思うんで

でもなんか「嫌だから辞める」じゃなくて
「やりたいことあるから辞める」
っていう選び方しなさいっていう
偉そうですけど
本当にやりたいことを見つけた者勝ちなので
何でもいいんですけど
別に悪くてもいいんですよ
少しでも興味があるんだったら
やってみなって思います
Tattoo Artist in Tokyo 2020 www.monologue365.jp