monologue365 in south India 2018
No.20 Night Food Stall Chef
毎晩ここで店を開くんだ
特別なことは何もないよ
勉強なんてしなかったから
こんなことしかできない
でも仕事は楽しいよ
この仕事も学ぶことはあるし
私はね 自立した人間でいたいのよ
そのためにタクシーを運転するの
この仕事は私の愛の表現とも言えるわね
この仕事を愛してる
このタクシーはね
私にとっては神様からの贈り物なのよ
うちの家はとても貧乏だから
僕も学校には行かずこうして働いているんだ
他になんの仕事も知らないから
とにかくレモン売りをすることになったの
おカネをいくらか借りたんだ
まずそれを返すためにも
一生懸命やらないといけないんだ
お客に対しても仕事に対してもだけど
正直で誠実というのが大切だと思ってるよ
じゃなきゃ務まらない仕事なんだ
ほら神様になら誰もが誠実になるだろう
仕事に対してその誠実さで取り組んでるんだ
ここで仕事をするのは
遠くの村にいる家族に
仕送りをするためなんです
この仕事ができて幸せです
お客に囲まれている時が良いですね
楽しいし利益も出ているので
みんながハッピーなんです
乞食になるつもりも無いんでね
仕方なくいまだにやってるってわけさ
この仕事をしていて幸せなことなんて無いよ
時には1日で50ルピーにもならない日がある
これのどこが幸せなんだ
こんな仕事で誰も幸せになりゃしないんだよ
これ以外にできることなんてねぇからな
コンピューターの使い方なんて知らねぇ
文字だって読めねぇんだから
この仕事が俺の全てなんだ
深い充実感? いつも幸せだよ
何も悩むことがねぇからよ
みんな幸せだよ
振り返れば数十年
この厨房から同じ風景を眺めてきたんだ
きっと幸せなんじゃないかな
みんなそうさ
1日の終わりはいつも充実した気分になるんだよ
No.12 Construction Worker
monologue365 after south India